製品の塗料は離型剤が残っていても食い付くすごい塗料を使っている
そのせいで、不思議なことに表面の塗装面が塗料をはじく。
表面を削ったりしても油分は残っているので
再塗装するときはマジックリンなどで、油分をしっかりおとしておきましょう。

ハッチの再塗装を例にスカル迷彩のコツを書いておきます。

もちろんABSなので、普通のプラ用の塗料がそのまま使える。
ガイアのアンチフラッシュホワイトで下地を塗りつぶします。


筆で目、鼻、S字の口のバランスを見ながらアタリを入れます。
鉛筆で下書きしてもいいでしょう。
修正は消しゴムを使わず綿棒に洗剤をつけたものでやります。

アタリの内側を細かなタッチで埋めていきます。

はみ出したところは下地の色で補修していく。
下地がはみ出したらジェイダイドグレーで補修する。

これを繰り返すとだんだん絵柄がシャープになっていきます。

実は模型にスカルマークを塗装するのは初めてだけど、これ、塗ってて楽しいね。
デカールよりいい仕上がりになる事間違いなし。

今回使った面相筆のいろいろ
上から、エロ筆ことTooの一番面相
広い面積をがんがん塗っていくにはこれがいい。

その下の二本はナムラの和筆面相、以前絵を描くのに使っていたもの
昔使よりうまく使えるようになっていた。
道具は上達し技術を反映してくれるものだと再確認しました。

一番下はタミヤの高級面相筆筆・小
お値段も安くたいへん使いやすい。
 
関節の可動範囲を活かしてどんどん塗り重ねていきます。

次にABSの特性を活かした工作。
延ばしランナーをシーカーのマウント基部に巻き付けるように接着

ABSはサラサラ系のプラ用接着剤で面白いほど溶着する。

接着後5分でガッチリくっついている。
そこに超音波カッターの欠点でもある熱を利用して
溶接跡を再現する


あっという間に出来上がり。

ヨ式塗装&デカール