このキットに付属しているグスタフとメルジーネはもちろん1/35サイズ

マシーネンの1/20のサイズになれているとこれは細かく感じるんだろうなあ。
元来AFVでは1/35サイズのフィギュアはスタンダードなサイズなので
このサイズで目やまつげを書けるモデラーもいて感心させられる。

最近、以前より小さいサイズのキットを作るのがしんどくなった人、いませんか?

飛行機のモデラーでは若いころは1/72を主流にこさえていたのに
だんだんと1/48、1/32、1/24とサイズアップしていく人が多いようです。
逆に若い飛行機モデラーは1/144に移行しています。

そういうときによく聞くのが「老眼で細かい作業がつらいのでパーツが大きい
ビッグスケールに移行した」という理由。

でも本当の理由は脳が細かい作業にストレスを感じているというより
情報の引き算にストレスを感じているです。
時間を上手く節約できないからです。

素人はついつい大きいサイズで表現することをそのまま小さいモデルに再現しようと
してしまう。
もちろんそれで素人の作る作品には時にすごいものが出来上がる事もあるんだけどね。

子供頃は小さくて精密なものにとても魅力を感じていたはず。
子供は自然にそこある情報を吸収する際、取捨選択できていたので、疲れる事もなく
細かい模型を楽しんでいたんだねえ。

それではこの1/35サイズのグスタフやメルジーネを楽しく作るコツを
いくつか書いておきます

工作の解像度を下げて作るのがコツでしょう。
RLM79 は肌色としても使えるよ。

クレオスのボトルと同じくらいの背丈です。

手足をバラバラにした状態で黒く下地を塗っておきます。
迷彩の塗り残しを上手くごまかせますのでおすすめです。

塗装を1/20のときより丁寧に塗らないことが上手く
このサイズを完成できるコツです。
力まないってことです。

グスタフとメルジの本体原型は脊戸氏
フィギュアのヘッドはサイトウヒール氏の原型

メルジーネも1/20と同じ塗装ができるように
デカールが用意されている。


メルジーネ ハッチオープンのキットも
欲しくなる。