俗に言うアンダーゲートとかサブマリンゲートっていつのころからプラモデルに取り入れられたのかなあ?
ランナーからパーツにつながるプラの湯口を接着面に設定しているためにパーツを隙間なく接着するためには
接着面をチマチマ仕上げながら組み立てていく。
プラ製の家電や日用品で表面に湯口を見せないための技術を
プラモデルに持ち込んだものだから面倒でしかたない。
アンダーゲートを採用したキットは
かつてのように手でランナーからパーツもぎ取って接着したあとで、最後に気が向いたらゲートのところを仕上げるっていう
爽快感をスポイルされる。
実際に1パーツにつき1分間処理時間がかかるとして300パーツのキットでは
完成までに5時間も大事な人生で捨てているのだ。
ということでまずは出来るところからやっていこうということで、今回のキャメルは
すべてのアンダーゲートを排除してもらうことを目標にキットを作っていきました。
こういった早く左右の貼り合わせをしたいパーツがアンダーゲートになっているとオジサンは辛いのだ。
接着面と同一面になったゲートってなんていいのだろう。
1stテストショットなのでグレーのモールドでの解説になります。
しかし90%は排除したアンダーゲートですが、やはり数カ所は残っています。
逆にそこの処理をするときに怪我をしないように注意していただきたいと思います。
下の写真のパーツもアンダーゲートが残っていますので注意してください。
脚部のパーツの設計は見事。グリグリ動く。
もちろん脊戸氏による原型でその仕組みもうまく考えられている。
楽しんで組み立てられるのでここまであっという間。
フィギュアは新技術というかかつてニチモの1/20のキットのように素材の調整で
一体モールドで成形されている。
つまり前後に分割されていない胴体なのです
耳のところにプラのたまりがあるのでレレレのオジサンのようだ。
フィギュアの原型はサイトウヒール氏
氏の渾身の作品になっています。
コクピットは80年代SF感で仕上げてみた。ブレードランナーや2001年宇宙の旅を堪能できる。
さていよいよ塗装に入ります
次のページで解説していきましょう
まだ塗っていない人は絶対に読んで損はないよ