デカールの上にクリアーを吹き付けるコツ
なぜデカールを貼った上からクリアー塗料を吹き付けるかと言うと
まずはデカールと塗装面の段差や艶の差を近づけたいからです
またクリアーで包み込んだデカールは経年変化に強く
剥がれにくくなります
なにより上から塗料をのせてデカールをまるで塗装のように
仕上げられるのがいいのです
デカールを貼り終えて十分乾かして上からクリアーを吹き付けます
すくなくとも12時間くらいは乾燥させます
吹きつけはハンドピースで吹き付けます
あまりに多くの量を一気に吹き付けると死んでしまいます
このときノリが効いてないとチリチリってデカールが死んでしまいます
わしはまずモデラーズのスーパークリアーを吹き付けて様子を見ます
かなり薄めて吹きつけないとモスラの幼虫ごっこをするハメになります
まあ、何度か失敗してみるといい感じの濃度が見つかります
カーモデルの仕上げ方としてはもうおなじみの方法ですよね
ウレタン製の車のキットもクリアー吹きつけ研ぎ出しで仕上げます
最初の10台くらいはなかなか納得いく仕上がりにならない
50台くらいこさえたあたりでなんとなく
感じよく仕上げられるようになり
100台目でかなり満足するものに近づくってとこです
飛行機のキットにクリアー吹き付けて仕上げるようになったのは
車100台目をこさえた後です
飛行機にクリア仕上げしなにのはもったいないと思ったからであります
このハリケーンもクリアー仕上げです
艶ぴかだけがクリアー仕上げではなく
最後に好きな艶に仕上げられるのもいいね
今回は機首まわりの艶をグロスに
主翼の上をマットにしたかったので
クリアー面を磨いてみました
排気で焼けた感じの塗装ももちろんデカールを貼ってクリアー吹き付けたあとに
行ってます
なかなかいい焼け具合を表現できたぞ
全体にも退色表現を筆で入れてある
あと前照灯のカバーはキットのものを
接着せずに押し込んであります
今から裏側を黒に塗ります
キャノピーは開けた状態にしたかったので
前の風防部分はキットのも
後の天蓋部分は別売りのファルコン社製のクリアーバックスのもの
接着は木工ボンドで止めてます
曇るいやーんなので木工ボンドっていいよ
調子のってプロペラにフーッってしたら
プロペラが外れそうになってる写真なのです
脚まわりの工作