模型を塗装するときに スポット迷彩やにょろにょろ迷彩?が

うまくいかないとお嘆きの方。

エアブラシは持ってんだけどセッティングするのがめんどうじゃ

でもぼかし塗りしたいという無精な人。(これってわし)

そんな筆塗り野郎にいい事おそえちゃる

どんなプラモの塗装の時にも役に立つ事をだからね

今までいろんな事を書いてきたけど、これほど

資金もかからず効果的な方法について書いた

ことないな。きっと


エアブラシだけでやると何だか軽い感じになっちゃうし

筆塗りだけで、グラデーションを出して塗っていくのって

なかなか難しい

もうそんなことは知ってるぜ。って言う人も多いかもしれないけど
まあ、ここまで読んだんだから
最後までつきあえよう

で、さっきの写真、覚えてる?
特にうすめ液のボトル

うすめ液の中のキャップにブスブスって穴を開けておきます。

中のキャップってとこが大事よ

あなの大きさは1ミリくらいだと2〜3個でいい

あまり調子こいてブスブス開けちゃうと取り返しがつかなくなるぜ。

要は数滴づつ出せるようにしたいため

これで作業中にフタを開けたり閉めたりする手間から永久に

解放されるぞ

ビンを倒してもこぼれるのは数滴だもんな

わしもこの方法を知るまでは完成寸前の模型をいくつも

うすめ液漬けにしたもんだ


で塗料を使うとき絶対ビンに直接筆を入れたりしない。

絵の具皿に少量づつ出して使うこと。少量ってのがミソ

もちろん混色も皿でやるとうまくいく

絵を描くときにも絵の具をチューブから直接で描くと描きにくいもんな

パレットが必要なのは模型作りも一緒だぜ

皿だと塗料が乾燥するのが早いんだけど(もちろん皿の中で)

さっきの穴あきキャップがここで役に立つんです

ビンを振るだけで適量出せるんで常に塗料の濃度を

いい具合に保っておけるぞ

ところでこの方法を誰に教えてもらったか
覚えてない
誰だったんだろう
とにかく今だに重宝してます


皿は金属製のでも使えなくはないけど軽いんで片手で混ぜたりできない。

また色も正確に作れない。

わしは日本画用の陶磁器の絵の具皿をずーっと使ってます

これ無しではもう模型は塗れないくらい

使いやすい

とくに色を混ぜながらグラデーションをつけるときに最高

そりゃ何百年も前から使われてるんだもんな

で、乾燥しちゃってもうすめ液で塗料を溶かしながら

作業を再開できる

もちろんホコリが入んないように

もう一枚の皿でふたをしておこう

で、こんな便利な絵の具皿はどこに買いにいけばいいのかって?

画材店に売ってまっせ。サイズもいろいろあって

小さいものだと25年前の価格は一枚100円くらいだった

いまでも一枚、百万円はしないだろう


これはホントは超内緒なんだけど最後に塗装の裏技をもう1つ

って言ってもぜんぜんたいしたことはないんだけどね。

エナメル系の塗料。わしの場合はハンブロール社製を使ってんだけど

これをグンゼのラッカーうすめ液で薄めてます!

ラッカー系で塗った上にエナメルで塗るとき

下地が溶けてくれるんで

グラデーションがうまくいきます

これはエナメルの伸びの良さと
ラッカーの乾燥の速さがどちらも
手にはいるんだから
やめられなくなるぜ


ここまで書いてきたことで
筆につけた塗料の
コントロールがすごく
やりやすくなります
だまされたと思ってやってみそ

最後に塗料は薄目に何度も塗っていく
絵を描くように塗っていく

そこにすべてのポイントがありますんで
自分で試して探してくれっ


今度はみなさんのいい塗装方法を今度、おそえてちょ

さあ、ここまで塗装をつや有りでやってきたのは

デカールを貼りやすくするためね

量産型にはやっぱし機体番号をいれなきゃなあ

以上

塗装の秘密文章でした

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