次号のモデルグラフィックス誌を買うと付いてくる
ゼロ戦21型のキット。
ランナーを眺めている整備兵は1/32なので
その精密さが伝わるかな?


「ゼロ戦欲しいけどモデグラいらねえよ」という人も
「ゼロ戦なんていらねえよ」っていう読者にも
「ガンダムしか作ったことないぜ」っていう読者にも
「大日本帝国海軍ばんざーい」っていう読者にも
もちろんマシーネン者の読者にも

モデルグラフィックスと一緒に買わされるゼロ戦。
いやむしろゼロ戦と一緒に買わされるモデグラかも。

しかもあとにも先にもそのときだけの販売。
おまけに絶対に一般販売しないという意地悪ターボ全開
それが2号続くから恐ろしい。

昨今ユーザーの意見を聞きます的なことが当たり前のように
なっているところにこの態度のでかい販売方法はむしろ面白いけどね。

それでキットがへろへろなら笑われて終わりなんだけど
1/72最高のゼロ戦だけにたちが悪い。

ファインモールドの金さんこと鈴木社長
入魂の一作なのがランナーの状態からも伝わってくるもんなあ。
エンジンのパーツだけでも「なぜここまでする」という
しつこさだ。モールドを見てるとわくわくするぞ。
海外の日本機好きモデラーもこれは欲しいだろうなあ。

ああ日本人でよかったと思う数少ない瞬間だな。

ということで来月、このキットの前半が手に入るわけだが
ゼロ戦はおろか飛行機のプラモデル作ったことないよって
いう人マシーネン者にこのキットを楽しむコツを
いくつか書いておきましょう。

残念ながらこのキットにはパイロットのフィギュアがついていない。
しかしポコさんが以前ワンフェスで販売した日本海軍パイロットフィギュア(写真の2体)を
持っている人は安心だ。発売まで塗装しておこう。
もちろん「エロ筆」が大活躍することは確実。

あとはハセガワ様トライツールのエッチング用ニッパー。
真鍮線からプラパーツまで細かいところに入っていける薄刃は最強。
プラ専用ニッパーをジャンケンのパーだとすると
エッチング用はチョキパー合体インチキジャンケンなのだ。
あまりの切れ味で指を切らないように注意しようね。

続く